タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.02   SMEE   1 〜 4 時間  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
B+(23/30)    B+(15/20)    B+(15/20)    (24/30)    B+(77)    B+   

初めに(前書き)
このレビューに関しては Making*Lovers のファンディスクの 2 本目で
 
本編に登場した 2 人のヒロインの結ばれてから約一年後を描いた物に
 
なってます。そのため、本編の Making*Lovers (以降本編と表記)や
 
Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01 (以降 1 本目の
 
ファンディスクと表記)の ネタバレ をいくつか書きますし、それらと比較
 
して書いている所があります。その事を理解された上で、納得された
 
方に読んでいただければ幸いです。

総評
1 本目のファンディスクのレビューでも書きましたけど ボリュームと
 
値段を考えて満足できたか?
と言う点で個人の評価が変わってくると
 
思います。 1 本目のファンディスク同様、内容も中身を本編の雰囲気を
 
継承しながら面白く満足出来る内容になっていました。個人的には、この
 
ゲームの方が 1 本目のファンディスクより冒頭から全力で飛ばしていたと
 
感じましたね。ただ、流石にこのボリュームでヒロイン 2 人な上 1 本目の
 
ファンディスクと同じような内容だと価格を抑えても満足度は少し下がると
 
私は思います。個人的評価も 1 本目のファンディスクよりは下がってます。
 
ただ、駄作とか凡作ではないので、本編を楽しめて、レイナやましろの
 
アフターが見たい人には、ボリュームの少なさを我慢出来るなら十分に
 
オススメ出来る物にはなっています。

あらすじとプレイについて
本編で結ばれてからの一年後を当社比 150 %UPの激イチャアフター
 
ストーリー。と言う事ぐらいしか書く事がないです。それ以上は公式
 
ホームページを見た方が早いです。
 

共通ルート無しの各個別ルート 1 時間前後です。最初にどのヒロインの
 
個別ルートに入るかを選択して髪形を選択したら後は、一度も選択肢が
 
表示される事も無く進みます。攻略順は、特に自由で良いと思います。
 
私は ましろ→レイナ の順番でクリアしましたけど大きな問題は特に
 
無かったのでこれをオススメとしておきます。

シナリオ
そこまでのボリュームが無いので、そのまま各個別ルートの内容と評価に
 
ついて書いていきます。まずましろの個別ルートについてです。付き合い
 
だしてそろそろ一年。ましろの独特のやり取りにもなれた頃に職場である
 
リヴァイアサンで巻き起こるウイルス感染。ましろの幼児化と女性陣の
 
本音が暴露される中でましろと主人公は愛を確かめ合う。………うん。
 
書いていて思いましたけど、混沌としてますね。でも実際内容はこんな
 
感じなんですよね。評価としては、ましろと言うキャラクターを上手に
 
シナリオに組み込んでいて良かった。と言った感じです。本編でも、その
 
独特な感性と価値観を持ちながらも真っ直ぐな好意に普通の女の子らしく
 
照れたり恥ずかしがったりする。そんな所がましろの魅力だと私は思って
 
いますが、そう言ったシーンを今回もキチンと描写出来ていた所は流石と
 
思いました。また、最後のましろと主人公が互いの思いを話すシーンも
 
ましろらしさが出ていて良かったと思います。次はレイナの個別ルートに
 
ついてです。一年間を海外で過ごした主人公。予定よりも遅れて帰って
 
きた主人公を待っていたのは、寂しさのあまり、仕事を去年の 3 倍の量を
 
入れて、エロゲにハマり、黒さとメンヘラが入り交じってしまったレイナ。
 
レベルの高いイチャつきを周囲には見せながらも 2 人きりの時は素直に
 
甘えてくる。そんな 2 人のやり取りを一年前よりカオスになった女子寮で
 
展開します。………うん。こっちも混沌としてますね。評価としては
 
序盤でメンヘラ全開のレイナと周囲のやり取りを見せられて「うわぁ
 
最初から飛ばすなぁ」と思っていたんですが後半はレイナと主人公の
 
イチャつきぶりと互いの気持ちを確認しあう所を見てホッとしました。
 
当社比 150 %UPの激イチャアフターストーリーは伊達ではないですね。
 
レイナは今回、子供と大人の間で揺れ動く心。と言う物をシナリオで
 
上手く表現していたと思います。本当は素直に甘えたいのに主人公の
 
事を考えて我慢したり遠慮したりしています。その辺りの事を周りの
 
人間が上手く主人公に伝えたからこそ終盤で主人公が、あの発言をしたと
 
思いますし、それが本編でのエピローグに繋がっているのでは、と私は
 
思います。全体的な評価としてはもう少し尺があれば、もっと細部まで
 
丁寧な描写が出来たと思いますが、現状でも 当社比 150 %UPの
 
激イチャアフターストーリーの言葉に偽りなしで及第点以上の出来だと
 
言えます。後、 1 本目のファンディスクと比べると、かざみと朱里の
 
サブキャラクター 2 人が結構シナリオに絡んで来て、それが良い役目を
 
果たしてくれた所も評価したいですね。

グラフィック
大きな変更点はヒロイン達に新しい髪形が追加された事ぐらいで、本編と
 
基本的に変わらないので、評価も変わらないです。新しい髪形については
 
ましろの髪形が中々良いですね。何と言うか、お嬢様っぽくて。この髪形
 
での 2 回目のHシーンは シチュエーションの関係もありますが、中々
 
良かったです。新しい一枚絵はHシーン関係を除けば、2 枚ありますが
 
ましろの一枚絵は本編よりやや劣ると感じましたね。そこは少々残念
 
でしたね。

音楽
本編と基本的に変わらないので、そこまで書く事がないですね。何しろ
 
オープニングとエンディングまでカットしてますから。その辺りも考慮
 
して本編より評価を下げましたけど、中身に問題は無いです。で終わると
 
1 本目のファンディスクと同じ事を書いているだけになるので少し追加
 
して書くと、個別ルートの終わりにましろが本編のオープニング曲を。
 
レイナが本編のエンディング曲を流していますけど、個人的には逆の方が
 
2 人にはあっている様な気がします。

キャラクター
このゲームを終えて最終的には 咲>ましろ=亜子>レイナ=可憐 が
 
好きな順番になりました。 咲>レイナ>可憐>ましろ>亜子 が本編
 
終了時の好きな順番だったんですが。まあ、咲以外は僅差でしたけど。
 
今回はましろがヤバかったですね。(私はロリコンじゃないですが)やはり
 
幼児化は良い物ですね。普段との ギャップ が的確に私の心にズドンと
 
来ました。また、個別ルートの最後で見せた真っ直ぐな好意も良いです。
 
レイナの方は悪くはないですけど本編で見せたあたふたする ギャップ
 
ほとんど無かったのが残念です。まあ、その分メンヘラモードやブラック
 
レイナと言った新たな一面を見せてくれましたが。ただ、ましろに亜子や
 
咲の領域には僅かに及ばなかったですね。それから、シナリオの所でも
 
少し書きましたが、今回はかざみと朱里の 2 人のサブキャラクターが良い
 
役割を演じてくれましたね。主人公とヒロインの 2 人の関係を祝福したり
 
羨ましがったり、煽ったり、サポートしたり。主人公とヒロインが激しく
 
イチャついたり、バカップルになったりする時には、やっぱりこう言った
 
周りの反応が必要だと個人的には思います。そう言った役割を見事に
 
演じてくれた 2 人に感謝したいと思います。本編のレビューの方でも
 
書きましたけど、本当はそう言った役割は主人公の親友の翔がやって
 
欲しかったんですけどね。本編とそのファンディスクのテーマの関係で
 
登場させられないサブキャラクターがいるので、そう言った縛りのない
 
翔こそこの役割はピッタリだと思うんですけどね。まあ今回は登場すら
 
していないのでそもそも無理ですが。

Hシーン
回想シーンに、ましろ、レイナ、それぞれ 2 つ収録されています。本編と
 
比べると内容が濃くなっていると感じました。ただ個人的に残念なのは
 
ましろの最初のHシーンはもっと全力で幼女プレイに振り切っても良いと
 
思います。Hシーンの前はもっと子供っぽかっただけにそこは残念ですね。
 
まあ、あの声で喘ぐのは大変だと思いますが。

最後に一言
個人的な適正価格は全ヒロイン込みで税抜き5000円が妥当。




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